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【注意】電池の液漏れによる事故・火災や失明事例について

この記事でわかる内容
  • 電池の液漏れの原因
  • 電池の液漏れによる火災事故
  • 電池の液漏れ対策について
  • 液漏れさせない方法
  • 電池の液漏れによる人体被害
目次

電池の液漏れの原因とは?

乾電池・ボタン電池・マンガン電池などの液漏れの原因として以下の可能性があります。

使用時の液漏れの場合

  • 機器の電源を切った状態で電池を抜いたまま放置するなど、機器の動作電圧より低い電圧まで過度に放電した(過放電)。
  • 電池を誤って挿入した。
  • 電極に金属が接触してショートした。

未使用の液漏れの場合

運送時の破損、保管環境の不備による錆びや破損、使用期限を過ぎた保管などが原因で液漏れを起こすことがあります。

電池の液漏れは何年使ったら起きる?

乾電池・ボタン電池・マンガン電池などの液漏れは何年くらいで起きるのでしょうか?

一概には言えませんが、電池には使用推奨期限がありますので、その期限を超えてしまうと未使用の電池であっても液漏れなどのトラブルが発生しやすくなります。

電池の液漏れによる事故

電池の液漏れは様々な事故を引き起こす可能性があります。

電池の液漏れによる失明の事例は?

具体的な失明の事例はネットに上がっていませんが、電池の中に入っている電解液は人間の皮膚についてしまうと、化学薬品による火傷(化学火傷)が生じる恐れがありますので、電解液が目に入ってしまいそのままにすることは大変危険です。

電池 液漏れ 火事 

乾電池の火災事例ですが、2020年3月に福岡市の2階建て住宅兼事務所が全焼した火災は、市消防局の取材によると、室内にあった乾電池が他の乾電池と接触したことが原因でした。

乾電池の発火の確率などは明らかにされていませんが、同様の事故は日本各地で起きており、専門機関は電池同士が接触しないよう、慎重に保管するよう警鐘を呼びかけています。

同様にリチウムイオン電池の液漏れの発火の事例などもありますので電池全体で液漏れによる事故は少なからず起きています。

電池の液漏れ対策について

電池の液漏れを予防する対策としては

①使用量・メーカーの違う電池を同時に使わない

使用済みの電池と新しい電池を一緒に使うと、新しい電池の電力に合わせて古い電池が過充電され、電池が劣化して液漏れしてしまいます。

②電池の種類(アルカリ電池・マンガン電池など)を使い分ける

アルカリ電池の特徴はパワーがあり長持ちするので、携帯ラジオ・ライト・ステレオなどの消費電力が高い機器が適しています。

マンガン電池は、休ませることで電圧が回復する特徴があるので、リモコンや時計など少ない電流で必要な時だけ使用する機器に適しています。

電池の適切な保管方法とは?

乾電池が液漏れをすると火災などの危険性があるので、適切な保管方法を知ることが大切です。

【電池の最適な保管方法】
電池は湿度の高い場所に長時間置くと錆びたり劣化したりしますので、温度が10~25℃、湿度が低く、直射日光が当たらない場所に保管しましょう。
また電池を開封して保管する際、ショートすることを防ぐため、電極を同じ方向に向け、ジップロックなどで密閉することをお勧めします。

電池が液漏れした時の捨て方

液漏れした電池は、液漏れした部分をティッシュなどでよく拭いてから、ビニール袋に入れて捨てます。

液漏れした電池の詳しい捨て方に関しては以下の記事をご確認ください。

⇒【液漏れした電池】詳しい捨て方はこちら

電池液漏れが危険な理由

電池の液漏れした液体は人体に悪影響な化学薬品なので注意が必要です。

電池の液漏れの白い粉を吸い込んでしまった

電池が液漏れが固まることで、白い粉が出ることがあります。その粉を吸い込むだ場合はどうしたらいいのでしょうか?

電池の液漏れには電池の電解液が含まれるので危険です。

すぐうがいをして、医師に相談をしましょう。

電池の液漏れが手についた

電池の液が手についた場合も、放っておくと化学火傷を起こす場合がありますので、すぐに流水で洗い流しましょう。

以上がある場合は医師に相談をしましょう。

液漏れ 液 目に入った

電池液漏れが目に入ってしまった場合も、すぐに流水で洗い流してください。

洗い流した後、無症状であっても、放置すると失明などの危険性があるので医師に相談することをおすすめします。

液漏れした電池は使える?

液漏れした電池が固まって使用できるように見えても、破裂や火災の危険があるため、液漏れした電池は使用しないでください。

以下の記事では【液漏れ電池は使用できるのか?掃除に関してもご紹介】しています。

⇒【電池の液漏れ】リモコンなどは使える?掃除でサビ落とし方など

まとめ

いかがだったでしょうか?

電池の液漏れの危険性に関して説明しました。

電池の液漏れは、電解液による火傷や失明などの人体的なトラブルだけでなく、そのまま使用してしまうと火災などの事故が起きてしまいます。

一見使えるなと思っても、液漏れした電池は必ず適切な方法ですぐに捨てるように注意をしてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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