使わなくなったグリセリンはそのまま水や燃えるゴミに捨てても大丈夫なのでしょうか?
今回は使用期限を過ぎたグリセリンの捨て方をご紹介します。
- グリセリンの捨て方
- 瓶やふたの捨て方
- 再利用方法
- グリセリンの正しい保管方法
グリセリンの正しい捨て方は?
アルコールであるグリセリンは、少量であれば水で薄めてトイレに流せます。
大量の場合は廃棄業者に委託する必要がある場合もあります。
分別方法
大量の場合は、自治体にしっかり問い合わせて分別方法を確認しましょう。
少量の場合は薄めて水に流すなどの廃棄を行ってください。
注意点は?
引火の可能性がある場所でグリセリンを取り扱うことは危険なのでやめましょう。
容器の捨て方は?
ふたの捨て方
材質と自治体によって捨て方が変化します。以下は基本的な分別方法なので、詳しくは自治体のHPを確認してください。
プラスチック…プラスチックゴミか燃えるゴミ
金属…金属ゴミや燃えないゴミ
瓶容器の捨て方
自治体によって捨て方が変化します。破砕ゴミや瓶ゴミとして出すことが一般的ですが、なので、詳しくは自治体のHPを確認してください。
家庭でできるグリセリンの再利用方法をご紹介!
使わなくなったグリセリンの再利用方法をご紹介します。
ただし、以下の使い方は使用期限内のグリセリンに限ります。
①シャンプーに入れて使う方法
シャンプーにグリセリンを入れることで、髪や頭皮を保湿するシャンプーが出来上がります。
【容量】
シャンプー・・・500ml
グリセリン・・・大さじ1杯
②リンスに入れて使う方法
リンスにグリセリンを入れることで、髪を保湿するリンスが出来上がります。
【容量】
リンス・・・500ml
グリセリン・・・大さじ1杯
③浴槽に入れて使う方法
浴槽にグリセリンを入れるだけで化粧水成分入りのお風呂が完成します。
【容量】
・浴槽に対して、グリセリンの量は大さじ1杯くらいが目安
④角質おとしを作る方法
重曹とグリセリンで角質おとしのスクラブを作ることができます。膝や肘、かかとなど角質が気になる部分に塗布して軽くマッサージするだけで、つるつるになりますよ!
【容量】
・重曹…小さじ3
・グリセリン…小さじ1
⑤洗濯の時に使う方法
グリセリンの油分を分解する働きを使って、ナチュラルクリーニングのペースとが作れます。
ただし、重曹とグリセリンは市販の洗剤以上に汚れを落とせるわけではないので皮脂汚れなどの軽い汚れを落とすものとして考えてください。
【使い方】
①重曹がペースト状になるまでグリセリンを混ぜる
②えり、袖口などの皮脂汚れが気になる部分に擦り込む
③後は通常の洗濯をする
⑥染み抜きに使う方法
グリセリンとお湯、重曹、液体洗剤を使って染み抜き洗剤を作ることができます。
口紅や、食べこぼしのシミ抜きに効果的です。
作り方はお湯で重曹を溶かし、グリセリンを加えた後に液体洗剤を入れてよく混ぜるだけ。是非試してみてください。
【容量】
40度くらいのお湯…250cc
重曹…37.5cc
グリセリン…250cc
液体洗剤…30cc
グリセリンの保管方法は?
グリセリンの保管方法をご紹介します。
- 直射日光を避け、容器を密閉して涼しい所に保管すること。
- 子供の手の届かないところに保管すること。
- 他の容器に移し替えないでください。(製品の誤用や品質が変化するおそれがあります)
- 衣類に付着すると黄色く変色し、漂白しにくくなります。
- 製品の使用期限を過ぎたら、使用しないでください。
密閉された容器の中に入れ、常温環境で保管してください。
グリセリンは洗い流す必要がある?
クレンジングや洗顔料に含まれるグリセリンについてですが、肌についてもあまり心配する必要はないでしょう。水で落とせる製品に含まれるグリセリンは、ニキビなど、大きな影響を与えないと考えられています。
まとめ
いいかがだったでしょうか?
グリセリンの捨て方をご紹介しました。
自治体によって処分方法が異なる可能性があるので、心配な場合は事前に自治体のHPなどを確認しましょう。