プラズマクラスター加湿フィルターは、空気中の微小な粒子や菌、ウイルスなどを除去し、健康的な湿度を保つために使用されます。
しかし、長期間使用しているとフィルターに白い固まりができることがあります。
この白い固まりの原因と、効果的に落とす方法について詳しく見ていきましょう。
- 加湿フィルターの白い固まりの原因とは?
- 加湿器の白い塊を取る方法とは?
- シャープの加湿器フィルターの交換方法と費用について
プラズマクラスターとは
プラズマクラスターとはシャープが開発した空気清浄技術です。
プラズマ放電により活性酸素を発生させプラスとマイナスのプラズマクラスターイオンを作り出し空気中に放出するプラズマクラスター技術の総称です。
加湿フィルターの白い固まりは何なの?危険?
加湿フィルターの白い固まりについてご案内します。
白い固まりについて
プラズマクラスター機能付き加湿器のフィルターにつく白い固まりは水道水の中のミネラルや鉄分などの不純物が固まったものです。
危険なの?
水道水中のミネラルや鉄分ですから危険なものではありません。
プラズマクラスターのフィルターの白い粉は何?
白い粉について
加湿フィルターにづ着する白い粉は、水道水中のミネラル成分や鉄分、カルキなどが付着したものです。
危ない?
水道水中に通常存在する物質なので危険なものではありません。
白い固まりの原因
シャープの空気清浄器フィルターの白い粉は水の中の不純物が付着したものです。
プラズマクラスター加湿フィルタにはカビが発生することもあります。
白い固まりを取る方法
加湿器フィルターの白い塊が水洗いで取れないこともあります。
掃除方法
ではどのように白い塊を掃除したらよいでしょうか。
加湿器の白い塊の取り方をご案内します。
クエン酸を使う方法
シャープの加湿空気清浄機のお手入れにはクエン酸の使用がおすすめです。
水もしくはぬるま湯1リットルに6グラムのクエン酸を溶かしたクエン酸水を用意します。
このクエン酸水に加湿器フィルターを約2時間つけ置きしてから、クエン酸などが残らないよう
によく水ですすぎます。
これで白い塊をとることができます。
重曹を使う方法
空気清浄機の加湿フィルター掃除で重曹を使う場合もあります。
重曹は雑菌の撃退や臭い除去に高い効果を発揮します。
水もしくはぬるま湯1リットルに約60グラムの重曹を溶かした重曹水を作り、この重曹水に加湿フィルターを1時間程度つけ置きし、重曹などが残らないようによく水ですすぎます。
黄ばみを落とす方法
加湿フィルターの黄ばみ落としは、上記の重曹水溶液を使った掃除が効果的とされています。
加湿フィルターの黄ばみ除去に漂白剤を使用することは可能ですが、酵素系漂白剤に限って使用可能なので漂白剤購入時によく確認をすることが大切です。
臭い対策の方法
プラズマクラスター付き空気清浄機の加湿フィルターの臭い対策には重曹がおすすめです。
水もしくはぬるま湯1リットルに約60グラムの重曹を溶かした水溶液を作り、この水溶液に加湿フィルターを1時間程度つけ置きし、重曹などが残らないようによく水ですすぎます。
カビの発生の特徴
プラズマクラスター搭載空気清浄機の加湿フィルターにカビが発生する場合があります。
加湿フィルターは常に湿っておりカビが好む発生条件がそろいやすいため水を定期的に変えないであったり、フィルターの清掃をあまりしないとカビが発生しやすいという特徴があります。
黄ばみ
シャープの空気清浄機の加湿フィルターに黄ばみが発生することがあります。
この黄ばみは水道水中の不純物であり異常ではありませんがカビやにおい防止のため
掃除する必要があります。
加湿フィルターの黄ばみは重曹を使った掃除が有効です。
どうしても取れない場合
シャープの空気清浄機のフィルターがお手入れしても臭いや白い塊、黄ばみなどが消えないときはフィルターの交換がおすすめです。
フィルター交換の手順
シャープの加湿器フィルターの交換方法は公式ホームページで案内されています。
交換にかかる費用
交換にかかる費用は機種ごとに異なってきます。
例えば2022年発売のKI-RX100の場合は、シャープ公式販売ストアで次のような価格です。
フィルター種類 | 価格 |
---|---|
加湿フィルター2枚一組 | 4290円 |
集塵フィルター | 7700円 |
脱臭フィルター | 8250円 |
加湿空気清浄機リフレッシュパック | 20900円 |
このリフレッシュパックがとてもお得設定、加湿・集塵・脱臭フィルタに加えてプラズマクラスターやイオンカートリッジなどすべてセットです。
機種ごとの費用はシャープ公式ストアで確認できます。
まとめ
シャープのプラズマクラスター機能付き空気清浄機のフィルターに付着する白い塊についてご案内してきました。
水道水中のミネラルなどの不純物が付着するのですが、放っておくとカビや雑菌、黄ばみなどの発生原因になります。
月に1度程度の頻度で重曹やクエン酸などを使って上手にメンテナンスしましょう。