加湿器は、空気を綺麗に保つために今や必要な商品となってますよね!
加湿器と言えば水道水から直接タンクに水を入れて使うと思いますが、ついうかり水を替え忘れていたり、掃除をせずに長期間使用していくと、加湿器の中にカルキが石化して綺麗な空気を出すことができなくなってきます。
そこで今回は、カルキが石化して取れない場合の掃除方法について詳しくご紹介していきます。
- 加湿器の白い粉とは?
- 加湿器のカルキの取り方
- 加湿器の種類別のカルキの取り方
加湿器の白い粉とは
加湿器にカビのような白い粉を見たことがあると思います。
カルキの白い粉の正体は、水道水に含まれるカルキやミネラルです。
加湿器によって水はミストになり部屋に散布されますが、全ての水分が蒸発するとカルキやミネラルだけが残り、それが白い結晶となって固化したものが白い粉です。
カルキは人体に影響はしないのか?
加湿器のカルキが石化していても人体に害はありません。
しかし、加湿器にとっては故障の原因になりますので、見つけた場合はすぐに掃除しましょう。
加湿器にカルキが石化している場合、白や茶色のような色になります。
しかし茶色であっても、水道水に含まれるカルシウムなので人体に影響はありません。
加湿器のカルキの取り方
加湿器にカルキが石化した場合、クエン酸を使用して取る方法をお伝えします。
手順
- 大きめのバケツを準備し、水1リットル、大さじ一杯のクエン酸を入れてよく混ぜます。
- 加湿器のパーツを取り外し、バケツの中へ入れて2時間つけます。
- つけ終わったら、水でしっかり洗い流し、十分に乾かしてください。
注意点
注意点は3つあります。
クエン酸を高濃度で長時間使用しない
加湿器自体が酸に弱い材質かもしれませんので、クエン酸の分量は説明書を読んで正しく使用してください。そうしないとパーツに不具合が生じる場合があります
高温のお湯に加湿器のパーツを長時間つけない
高濃度と同じ理由になりますが、高温の状態でクエン酸水につけるとと、パーツに不具合が生じる場合があります)
クエン酸を使用したら水でしっかり洗い流す
クエン酸がパーツに付着したままになると、部品の劣化や錆の原因になるため、柔らかい布でしっかりとふき取り、パーツをよくを乾燥させてください
クエン酸を使った加湿器の掃除方法はこちらから詳しく説明しております。
クエン酸以外のカルキの取り方
サンポール
クエン酸以外で加湿器にカルキが石化した場合、サンポールではどのようにカルキを取るのかご説明します。
加湿器の白い塊は中々取れない印象ですが、サンポールはクエン酸よりカルキ汚れが落ちます。(ハッキリ言ってサンポールは最強です)
取り方はこちらです。
- 霧吹きが出来るボトルにサンポールを入れて、水で1/10ぐらいに薄めます。
- 金属にかけないようにカルキ汚れがある部分に吹きかけます。
- 素材を痛めるので、2~3分経ったら水でしっかり洗い流してください。
お酢の場合
クエン酸以外で加湿器にカルキが石化した場合
お酢ではどのようにカルキを取るのかご説明します
- 水(またはぬるま湯)1Lに対してお酢25ml溶かします。
- 加湿器のパーツを取り外し、バケツの中へ入れて30分程付けておきます。
お酢は臭いがキツイので、付け置きは短時間にしましょう!その後は、しっかり水で洗い流してください。
重曹
クエン酸以外で加湿器にカルキが石化した場合、重曹ではどのようにカルキを取るのかご説明します
加湿器にカルキが石化しているのに取れない場合のフィルター掃除については、重曹で落とせます。
重曹には、加湿器にカルキが石化している場合、研磨作用がありますので優しくカルキを磨いて削ることができます。
カルキの石化した部分を削る方法
- 重曹を軽く水に溶かします。
- スポンジや、歯ブラシに溶かした重曹を付けてカルキ部分をこすります。
- ある程度こすったら水で洗い流しましょう。
カルキが石化したときに、重曹で落とす方法
- 大きめのバケツに、水1リットル・重曹約大さじ3杯強(50g)を入れて溶かします。
- 少し熱めのお風呂のお湯に設定します
- 加湿器のパーツをバケツに入れて、30分ぐらい付けます。
- しっかり水で洗い、よく乾かしてください。
オキシクリーン
クエン酸以外で加湿器にカルキが石化した場合、オキシクリーンではどのようにカルキを取るのかご説明します。
残念ながら、オキシクリーンでは加湿器のカルキ除去には使用できません。
カルキ汚れはアルカリ性のため、弱アルカリ性のオキシクリーンでは効果が無いのです。
アルカリ性の反対成分の酸性成分がある物で掃除をしましょう。
頑固なカルキ落としの加湿器について
カルキがある部分にクエン酸水をスプレーし、キッチンペーパーを巻いて、その上からさらにスプレーします。
10分程放置したら、スポンジや歯ブラシでこすって洗い流してください。
かなり頑固であれば、クエン酸の濃度を少し高くするなどして調整してみてください
加湿器の種類別のカルキの取り方
ここからは、加湿器の種類別のカルキの取り方について説明します。
スチーム式加湿器の場合
タンクの中にクエン酸水を直接入れて運転していると自然とカルキが無くなる加湿器や、重曹の水溶液に付け置きして掃除しないとカルキが取れない加湿器もあります。
メーカーによって掃除するやり方が違いますので、取り扱い説明書を読んで確認しましょう。
超音波式加湿器の場合
超音波加湿器でカルキ抜きを入れて使用するのは辞めましょう。
加熱式ではないので菌が増殖しやすく、カビの発生も多いので水道水を必ず使用してください。
しかし、加熱しないためカルキは残りにくいので、毎日の水の入れ替え・掃除・乾燥をさせることがとても大切です。
片付けをするときに、クエン酸水で消毒と洗浄をおこないましょう。
残念ながら、加湿器にカルキ除去機能が搭載されている商品はありません。
しかし、加湿器のタンクに水道水を入れるだけではなく、次亜塩素水を入れても大丈夫な加湿器が販売されてました。
カルキが付着する前に予防する商品が多いといった印象です。
ハイブリッド式加湿器の場合
気化式加湿器と、ハイブリッド式加湿器のカルキ取り方の方法については、こちらから詳しく説明しておりますのでご覧ください。
まとめ
今回は、加湿器のカルキが石化した場合の取り方や、日頃のメンテナンスの方法なども合わせてご紹介しました。加湿器を持っている方はこちらを参考にしながら、毎日の生活を快適に過ごしていただければと思います。